レーザーに向かない体質

体質によるレーザーの向き不向き

どんな体質の人にも使用できます

レーザーはほとんどどんな体質の人にも使用できます。しかし、ごく特殊なケースとしてレーザー治療を控えた方がいい場合もあります。

それは、虚弱体質の方です。レーザー光による治療効果が急激なので、からだのバランスを崩してしまうことがありますので、変化に耐えられる体力が必要です。

また、高血圧症の人も向いていません。高血圧症の患者さんの場合、治療中の痛みによってさらに血圧が上がることがあります。あまり血圧の高い人はレーザー治療は避けたほうがいいでしょう。

そして、妊娠している方は、妊娠が原因による痛み、色素異常がありますので、無理に妊娠中にレーザー治療を行うことはありません。特殊な場合には妊婦にもレーザーが使われます。北里大学では、無痛分娩にレーザーが使われています。

レーザー治療室での安全管理

レーザー治療室では次のような安全管理徹底されています。

  1. 特定の訓練を受けた技術者が機器を取り扱う。
  2. レーザーは専用の治療室以外では使用禁止とする。
  3. 使用レーザー装置等の掲示を明確に行う。
  4. レーザーゴーグルを着用する。
  5. 手術室の証明は明るく保つ。
  6. 換気を良好に保つ。
  7. 手術道具は無反射にしたものを使用する。
  8. 化学変化しやすい薬品を置かない。
  9. 引火性、爆発性の麻酔剤は使用しない。
  10. 手術用の証明による損傷を防ぐため保護を徹底する。
  11. レーザー治療室は禁煙とする。
  12. 十分な安全管理のもとでのみ見学者を管理区域に入れる。

レーザーの安全基準とは

各方面でレーザーが使われ、レーザーの安全性を信頼している人は多いようです。しかし、注意しなくてはならないのは、医師、看護師、技師が安全基準に基づいて訓練され、レーザーを正しく使っている場合は良いのですが、安易にエステティックサロンや美容院などでレーザーを使っているということです。

例えば、炭酸ガスレーザーやアルゴンレーザーはレーザー光を目に入れないように専用のゴーグルや保護眼鏡を付けにければなりません。使用する人はレーザーの安全性を熟知し、しっかりした技術を取得した者でなければなりません。

公的な安全基準は、国際電機諮問委員会(IEC)やJIS規格で定められています。これらの安全基準に従って最大許容露光量(人体に害を及ぼさないレベル)以下に設定するということです。